温活はどれくらい続ければいい?無理なく習慣化するための考え方
温活には入浴・白湯・ストレッチ・よもぎ蒸しなど様々な方法があります。詳しくは「温活の種類を徹底解説」でご紹介しています。
本記事では「どれくらい続ければいいのか」「習慣化するコツ」に絞って解説します。
1.温活の種類
温活とは身体を温めて冷えの防止や健康を意識した方法と言えるでしょう。代表的な温活としてサウナや岩盤浴と並び、昨今はよもぎ蒸しも注目を集めています。
また、自宅で手軽にできる温活としては、入浴や温かい飲みもの・食べものを摂取すること、軽いストレッチや運動などが挙げられます。
自宅でできる温活例はコチラ!
2.どれくらい続ければいい?
継続期間は目的次第で変わります。
例えば、睡眠の質に対してなら1~2週間程度という研究結果もあるようです。
温活の中でも入浴や温かい飲み物などは、その日の睡眠に影響すると言われています。深部体温(内臓などの温度)が一度上昇し、その後低下していく過程で入眠しやすくなるからとのこと。
具体の期間については個人差も大きく関与するため一概には言えませんが、ご自身の生活スタイルに合わせながら無理なく習慣化させていきたいですよね。
3.無理なく習慣化するためのコツ
多くの場合、毎日30分運動をする、毎日半身浴をする、温活レシピを作って毎日飲む・食べる、のように「新しいこと」を増やそうとしがちです。でも、面倒なことは続きませんよね。
自分自身をいたわり、ととのえる時間にするためにおススメのコツを2つご紹介します。
<コツ①>
早期に結果が出やすい「睡眠の質向上」を目的としてみる。
習慣は、行動から得られる結果のフィードバックが速いほど実感を得やすく、続けやすいと言われています。行動科学などの領域では即時報酬と言われている概念です。
「2.どれくらい続ければいい?」でもご紹介しましたが、睡眠の質向上にフォーカスを当てた場合は翌日に寝つきが良かったか、すっきり起きることができたか、とすぐに結果を知ることができますよね。
また、睡眠不足は注意力や判断力の低下、作業効率の低下などと関連するということを示す研究結果もあるようです。
日本人の平均睡眠時間は世界各国と比較しても下位に位置しており、社会的・文化的要因、睡眠に対する意識、長時間労働など様々な要因が挙げられています。現代において睡眠の質が悩みの一つになっている方も多いのではないでしょうか。
図1.睡眠時間の国際比較
引用:厚生労働省.“令和6年版 厚生労働白書―こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に―”.
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/backdata/01-01-01-23.html
日々の活動におけるパフォーマンスやモチベーションを上げるためにも十分な睡眠時間は必須と言われています。温活と睡眠に関する様々な研究から以下のような関係も示されており、睡眠の質改善につながる可能性がうかがえます。
・深部体温が下がると眠りやすくなる
・就寝1~2時間前の入浴(38℃程度)は深部温度を上げ、その後の体温低下が睡眠を促す
図2.【目的別】深部体温を上げる方法・下げる方法
引用:花王.“深部体温とは?熱中症や睡眠の質とどのような関係がある?”ヘルスケアナビ.
https://www.kao.co.jp/health-care/summer/004/
これら温活によるフィードバックの実感という行動科学的な観点から、「睡眠の質向上」を目的に温活をすると習慣化に繋げやすいと考えられるのでおススメです。
<コツ②>
今やっている行動に温活をくっつける、「ついで」に温活をするという発想。
考えられるのでおススメです。
例えば、
・朝ご飯を食べる前に、白湯を一杯飲んでから
・歯磨きのとき、かかとの上げ下げを30回する
・湯船に3分だけ浸かる
・デスクワークの時は、1時間ごとに立って30秒歩く
・定期メンテナンスとして外での温活を楽しむ
まずは準備が簡単で、お金もかからない自宅でできる温活を一つ生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。慣れてきたら、次に給料日や美容院やネイルの日にサウナや岩盤浴、よもぎ蒸しに行ってみる。月に一度の自分メンテナンスの日と決めるというイメージです。
このように組み合わせて温活を「頑張る」のではなく、「今日も身体をいたわったな」と感じられる仕組みにすることで長続きしやすくなります。
4.自分をととのえる「よもぎ蒸し」の特徴
よもぎ蒸しは中国や韓国で発祥、発展し日本へ伝来した民間療法です。
専用の椅子に座り、首から下をガウンで包み、煎じたよもぎのスチームを直接、粘膜から体中に浴びせるスチームサウナです。サウナと温泉を掛け合わせたイメージが近いと言えるでしょう。
表1.サウナ、岩盤浴、よもぎ蒸しの比較
サウナ | 岩盤浴 | よもぎ蒸し | |
温度 | 80~100℃ | 40~60℃ | 40℃程度 |
湿度 | 20%程度 | 40~60%程度 | 80%程度 |
利用時間/回 | 10分×数セット | 60分程度 | 15分程度 |
発汗 | 非常に多い | 多い | 中程度 |
よもぎはハーブの女王と呼ばれ女性の健康維持のために親しまれてきた歴史もあり、よもぎの蒸気による温かさを感じながらリラックスいただけます。
また、個人差はありますが、汗をかくので蒸されたあとはスッキリとした爽快感を体感できます。
よもぎの香りもお楽しみいただくとともに、オンオフを切り替えたいときやリラックスしたいときにおすすめです。
<よもぎ蒸しを体験されたお客様の声・体験談>
○体質について
・概ねよもぎ蒸し3回目以降くらいから、普段から汗をかきやすくなった。
・お腹の冷えが気になっていたが、よもぎ蒸しに入った後は冷えが気にならなかった。
・よもぎ蒸しに入った後は、代謝が上がった感じがする。
・よもぎ蒸し1回目だったが、帰宅するまでお腹も足もポカポカで保温状態が続いた。
・便秘だったが、よもぎ蒸しに入った帰り道にトイレに駆け込んだ。
○リラックスについて
・よもぎ蒸しをした後は毎回、ぐっすり眠れている。
・夜中に2時間おきに起きてしまっていたが、よもぎ蒸しに入った後はぐっすり眠れている。
・YOMOに来ること自体がリフレッシュになる。
・よもぎの香りで癒されている。
5.まとめ
今回は温活を習慣化するためのコツを中心にご紹介させていただきました。 温活を始めたい!継続したい!と思っていても新しい工程や手間が増えると中々続けづらいですよね。 ポイントは温活を目的にせず、普段の生活にくっつけることです。 続く人ほど完璧を目指しません。100点を目指さず、1日一個できたら合格くらいがちょうど良い感覚です。一生続けられるレベルまでハードルを下げることが継続の秘訣とも言えるでしょう。 本記事が皆様の日常をより良いものにする一助になれば幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
【参考文献】
厚生労働省.“健康づくりのための睡眠ガイド2023”.睡眠対策.
https://www.mhlw.go.jp/content/001305530.pdf
厚生労働省.“行動変容ステージモデル”.健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~.
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/exercise/s-07-001
カゴメ株式会社.“人が意識と行動を変えるまで ~行動変容ステージと有効な働きかけ~“.健康コラム.
https://healthcare.kagome.co.jp/column/behavior_modification
岩城 朱美,陸 茉莉花.入浴が睡眠に及ぼす効果に関する基礎的研究 ― 入浴方法・就寝までの時間と室内環境による影響 ―.安田学術研究論集.2025.56巻. P69-76.
https://yasuda-u.repo.nii.ac.jp/records/2000221
瀬尾 明彦,砂川 久弥,土井 幸輝,鈴木 哲.睡眠時間が翌日終日の認知・運動機能に与える影響.ITヘルスケア誌.2008.3巻2号P96-105.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ithc/3/2/3_2_96/_article/-char/ja